オタクVSウェイ〜場外乱闘編〜

最初に言っておきます。謙遜でもなんでもなく大したことないです(保険かけた)
物騒なお話でもありません。接触イベントに行ってきました。

開場前の空き時間にカフェに入りまして「とりあえず一時休戦」と無意識に思いました。
お前はなにと闘ってるんだ
見えない敵でもいるのか？
そうですね……しいて言えば自分？ですかね…(情熱大陸のテーマ曲)
ふざけたこと抜かしてないでここからが本題です。

推しくんはお仕事でもプラベでも個性を尊重する人です。
流行には敏感だけど個性的なものが好き、周りと同じものはつまらない。自分にしか出せないものを出していきたい。
今までのイベントでも何処かしらそういったポリシーが垣間見られました。
今回も随所随所にこだわりが散りばめられてるんだろうな〜〜楽しみーー！(開演前待機)

推しくん私服で登場(大流行のトップスどーん！)

待ちなさいよ。

そうじゃないでしょ。
おかしいでしょ。
話が違うじゃん？裏の裏読んで表が出てきちゃったの？
推しくんが流行中の服を着てるんだけどどうしてかな？朝家を出る時にアミダで決めたのかな？流行に敏感だから？ああ、そうだよね。知ってた。でも他のメンバーやファンも着てるよ。なんなら私も着てた。

【悲報】かぶりをイヤがる推しと服がかぶる

きゃーー推しくんとお揃いうれしい(ハート乱舞の絵文字)って喜びたい人生だった。
そもそも流行ってるんだからイベントなんて集団の中で着たらかぶる率高いのに、何故あえてのそれなのか(私はわかった上で着て行った)
落ち着け自分。落ち着いてもう1度推しくんの私服姿を上から下まで観察するんだ。
デザインこそ違えど大流行のトップス、着てる人は推しくん含めみんな同じ色、ただ推しくんのトップスは丈が短めかな。うん、靴もインナーも他の人と違うしかぶってないね！ってなるか。
こ、個性が細かい。9割方かぶってますが残り1割が個性です、よーく見ればわかります、違いのわかる男…その名は推し！みたいな格好(考えないで感じてください)
推しくんには推しくんの考えあってのことで、もしかしたら「かぶってる」とは思ってないのかもしれません。むしろ私の認識違いであってほしい。

そんな中滞りなく進行していくイベント。
今すぐこのトップスを脱ぎたいという気まずさに駆られながらもそれなりに楽しんでいたわけですが、よりによって推しくんが私の真ん前にきました。
立ち止まるかぶりの推し。声にならない悲鳴を上げるかぶりのオタク。
人間の目って対象物があまりにも近いと視野が狭くなるんですね。
着席してる私の視界には例のトップスと推しの下半身しか見えない世界が開けてました。
お母さん新世界、新世界がきたよーーーー！！！！
この状況下で推しの顔を見上げることができる強者は果たしているだろうか。
私にはその勇気がなかった。勇気云々以前に身体は完全に石化した。ついでに記憶もぼろぼろ頭から抜け落ちていった。
【探してます】マイメモリー
まさか接触以外の場面で不意打ちを喰らうとは思いもしませんでした。
今日も負け(惚れた時点で負け)

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